今日はVol.2の見所をご紹介します!
“げん”結びVol.1では桑原ゆう編曲のBeatles『I am the Walrus 』(チェロ二重奏版)をプログラムしましたが、「Vol.2でもロックな曲を!」ということで今回はカナディアンプログレッシブバンド:Rushの『Limelight』を取り上げることにしました。 ラッシュは68年にカナダのトロントで結成、74年にデビューしたスリーピース・バンド(3人組)で、最初のうちはレッド・ツェッペリンの影響を受けたハードロックバンドだったようです。デビューして間もなくメンバー交代の影響もあり、77年頃から徐々にプログレッシブ・ミュージック色が現れてきます。 今回取り上げる『Limelight』は81年に発売された『Moving Pictures』というアルバムに収録された作品です。ラッシュはこのアルバムでカナダのチャートで初めて1位を獲得し、81年のビルボード200と全英アルバムチャートでも3位に入りました。歌詞の後半にはシェイクスピアの『お気に召すまま』2幕7場ジェイクイズの名台詞“All the world’s a stage, And all the men and women merely players”(全世界は一つの舞台であり、すべての男女は単なる役者にすぎない)をアレンジした歌詞が登場します。 “げん”結びでは、テノールとチェロの編成で『Limelight』を発表します。ラッシュがアレンジした歌詞は、テノール歌手・市川泰明さんの生の歌声で是非お確めください、お聞き逃しなく! また桑原ゆうが作品をどのようにアレンジしたのでしょうか、その聴き所は次回に。。。 佐藤
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